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私ども日蓮宗では写経は「方便品第二」「如来寿量品第十六」「曼荼羅」を書きま
す。
お経は、一枚の紙または数枚にわたっても結構ですから、必ず一巻を書き終えて、
最後に「為○○供養」「為○○先祖代々供養」と為書をします。
為書きは「為○○信士供養」というように各霊位の戒名を書いてもいいです。
写経を書くときの正式な作法もありますが、上手下手に関係なく、一字一字真心を
込めて供養する仏を頭に観じ、念仏、題目、ご真言を唱えて書く行為が尊いのです。
筆もしくは筆ペンを使い、仏前で心を清めて静かに書いてください。写経の功徳は
計り知れないものがあります。どうぞ信じて念じて書いて下さい。
・子供の場合は写経の代りに手形でもいいです。小学生なら平仮名または漢字で「な
むみょうほうれんげきょう」「南無妙法蓮華経」と書いて下さい。
・筆、硯、墨はできたら新品を購入し、水もどこかの霊水をいただき、仏壇の前で机
に線香、ローソクを立て、半紙の上に数珠を置いて写経して下さい。
石の場合は、直径七センチくらいの白い石に墨で写経し、表も裏も空白のないよう
に字で埋めつくして下さい。必ずしも一石に一巻を書き終える必要はなく石を二つ
三つ使ってもかまいません。余ったらお題目を書いてもかまいません。
・納経には、紙写経と石写経の二種類があります。前述のように紙に写経して石棺内
に裸で納めると、紙写経は土に溶け、その土はただの土ではなく、お経の溶け混った
仏国土に変わります。もうひとつ、石写経は五輪塔や累宝塔などの仏塔へ納めま
す。塔がある限り写経石は残り仏石となります。
・また最近では、写仏が知られるようになり、仏様や曼荼羅を描く人も多いようで
す。曼荼羅は掛け軸に書いて奉納せずに自宅にて掛けてください。
・書きあげたお経は、お寺に納める(納経)。…臥龍院に送って下さっても結構で
す。
・大事にとっておき、ご自身や近しい人が亡くなった時、お棺に入れる。
(ご自身の
お棺に入れるつもりの方は、家族の人に その旨伝えるのを忘れないで下さい。)
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